11月10日に創立記念式典と記念講演会が実施されました。
記念講演では、ユネスコスクール活動の「地域文化理解」の取り組みとして、
本校卒業生も参加している「山家岩戸神楽」が上演されました。
※山家宝満宮に伝わる山家岩戸神楽(福岡県筑紫野市)
筑紫野市山家にある山家宝満宮では、宝満宮の宮座の日である毎年10月17日に神楽が奉納されます。
その起源は古く、元禄6年(1693年)に、神楽殿が建立されていることから、少なくとも、そのころには神楽を奉納していたことが分ります。岩戸神楽は、その演目の中に、記紀に見られる「岩戸開き」をテーマにした「天の岩戸」があることからそのように呼ばれ、13番が受け継がれています。
これらの演目の中でも特に注目されるのは、「荒振神」で、「筑前」の国号起源説話を取り入れた筑前特有の演目です。荒振神が客席に向かって本物の水をまく場面が、見所の一つといえます。
(九州国立博物館HPより)
本日の演目は、「神供」「天神」「荒振神」でした。 |