7月8日お稽古より
池坊いけばなでは、花が主役とは
限りません。 葉材が主役のこと
も多いのです。
今回は珍しい2種の葉材で
線の美しさを表現しています。
茶色の長いものは、「ガマの穂」
といいます。とても長いので、
切って、穂があるものと、ないもの
に分けて、いろんな表情を楽しむ
ことができます。
お花は添えの存在として使います。
バラも小ぶりなもので、可憐です。
花材:ガマの穂、シャガの葉、バラ、黄小菊
7月22日のお稽古より
梅雨が明けそうで、本格的な
夏の到来まであと少しです。
今回は、涼を感じるいけばな
に挑戦しました。
葉物の中でも、この時期によく
使われるさわやかなニュー
サイランを主役に、広い面の
モンステラという大きな葉を添え
て、緑の共演となりました。
青いリンドウが緑とともに、
涼やかさを表現しています。
花器も海のような色で素敵
でしょう。
花材:ニューサイラン、モンス
テラ、りんどう、ガーベラ、
小黄菊
4月に生け花を始めた一年生も、ずいぶんと上達しました。
先生のお手本を真剣に見つめ、すぐに自分のお花と向き合い、
それぞれに、どう生けようか考え、個性的な作品に生けることが
できるようになってきました。
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